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なまもののさけび

とりあえずつらつらとかきつらねます

05.28.13:18
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  • 05/28/13:18

12.17.01:51
雪野原


親←家、のようななにか。ループ設定です。



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 雪の上に点々と続いている真新しい足跡を踏んで歩く。一足一足に体重をかけて、なおかつ雪を蹴り退けるように歩いているのだろう、崩れてしまって足跡らしい形をなしていない。足跡を踏むと言うよりも穴に足を突っ込むと言った方がいい。その歩幅は縦横に、前後に広い。足を常に広げるようにして歩かねば、辿れない。いっそ、跳ねるように辿った方がだいぶ楽だ。
 向こうを見ると、元親は足跡の行き止まりで雪玉を丸めては放り、丸めては放り、丸めては放り、していた。
 足跡の道筋はしばらくまっすぐ伸びた後、突然がくっと折れて、再びまっすぐになったかと思うと、今度はぐねぐねとゆるく蛇行をはじめ、また大きく角度をつけて折れた。跳ねるように前進しながら、方向転換の激しいそれを辿るのは、中々に骨だ。
 足跡の主はただ、風の向くまま気の向くまま爪先の赴くままに歩を進めたにすぎないだろうが、それを踏みしめ踏みしめ、後ろから辿ろうとする者はそうはいかない。やはり歩み方がまったく違うのだな、と足を伸ばしながら思った。
 元親の呼ぶ声が聞こえた。
 穴から足を引き抜いて、蛇行の道筋を上書きするように真っ直ぐ歩いた。これが幾度目になるのかは、もうわからない。こちらに飛んできた雪玉を拳で受け、叩き落としてしまってから、今のは顔面で受けるべきだったかもしれないと思い直すのが、幾度目なのかも、もうわからない。思いながら、顔を逸らして二発目の雪玉を避けた。元親が笑った。笑って、大股にふらふらと向こうへ、こちらではなく向こうへ、歩いていった。
 お前はやはり、自由に歩いていくのだなと、言えば何かが変わるのだろうか。
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