05.28.01:21
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02.11.14:57
側方倒立回転
論理的なものではなく現実的なものが怖い黒田、という会話文。
「軍師ってのは理屈をこねくり回してるもんじゃねえのかい」
「何かが起きて理屈ができる。理屈なんてのはな、後からついてくるもんだ。案外わかってないなお前さん」
「設計もするっていうから、もっと理屈っぽいのかと思ってたぜ」
「一発で設計通りに動いた試しのない小生に言わせりゃ、そんなもんさ。ま、金と材料の試算はするがね」
「だよなあ」
「お前さんはそこをもう少し真面目にやった方がいいんじゃないのか」
「いや、勢いってあるじゃねえか」
「わかりきってる理屈を丸無視して間違いを犯す奴を何ていうか知ってるか」
「どうせ俺は馬鹿だよ」
「馬鹿にされたら怒るくせにな」
「うるせえ。けどよ、アンタもよく余計なこと言ってポカやってるじゃねえか」
「口が悪いのは生まれつきでね」
「悪いってか、痛えところ突いてくんだよ」
「大袈裟だな、死ぬわけじゃあるまいし」
「死ぬ奴もいるかもしれねえだろ」
「言葉は矢玉じゃあない。直接傷を負わせることはできんよ。籠城してる奴が自害したくなるよう外堀を埋める土嚢の代わりくらいにはなるがね」
「やっぱアンタ陰険だぜ」
「そりゃどうも」
「小生ならまず籠城なんかしないけどな」
「やっても地面掘って脱出しそうだもんな」
「そんなつまらんところで死ぬのは御免だね」
「アンタしぶといから大丈夫だろ」
「よし、豊臣時代に嫌というほど散々な目に遭った小生が一つ格言を授けてやろう」
「何でえ急に」
「死んだら終わり、だ」
「……へえ」
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