05.26.15:22
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06.17.19:58
活動写真
執筆時間、5分と少し。
幻騎士の話を書こうとしていたんですが……気づいたらこんなことになってた。
心の叫び……のような、そうでないような。
確かに見えていた。
確かに、見えていた。
そして確かに見えている。
目の前に。
掠れながら掠れながら弾けながら。
それでも、見えている。
見えているのだけれど。
思い出せない。
思い出すことが出来ない。
知っている筈なのに。
覚えていたことは、確かにあった。
覚えていたことがあったと、覚えている。
何を覚えていたのかも、覚えている。
忘れてしまったわけではない。
けれど覚えているわけでもない。
思い出せない。
思い出せないのだ。
——あのひとはどんなことばではなしをしただろう
かたかたかたかたかたかたかたかたかたかたかた。
ばちばちばち。
かたかたかたかたかたかた。
ばち。
ぱりぱり。
からからからかたかたかたからから。
からからからからからからから。
ぱりぱりぱちぱちぱち。
かたかたかたかた。
かしゃん。
——どこまでまきもどればきこえてくるのだろうか
——どこまでゆけばきこえてくるのだろうか
嗚呼、見えているのに。
貴方に触れることも出来ないこのもどかしさよ!
かしゃん。かしゃん。かしゃん。
私は忘れてしまったのか。
忘れてしまったのか、貴方を!
嗚呼、掠れた後ろ歩きをしている貴方。
——どうかわたしをよんでください
——よんでください、そこへゆきつくために!
ゆけば、きっと。
何も聞こえないこの場所は、棄てて。
貴方の声を、思い出せる距離まで。
思い出せる地点、まで。
嗚呼、ここではないどこかへ!!
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