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なまもののさけび

とりあえずつらつらとかきつらねます

05.31.13:28
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  • 05/31/13:28

01.31.16:27
再録・定期考査戦争 7

約一名以外は総出演の最終話。


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「何か、前日って言うと逆に何もする気が起こらないよな」
椅子にもたれかかりながら、ガンマがぼやいた。
「やること終わって、明日が本番・・・いっそ体力温存、ってな」
「だからてめぇはツメが甘いんだろーがぁ」
フン、と鼻で笑ってスクアーロが横槍を入れる。
「ツメねぇ。だが本番ギリギリまでやってるってことは、その前の準備が不十分で焦ってるってことにもなるだろ?違うかい」
「う゛お゛ぉい、どーいう意味だぁ」
「はいはい、前日に体力全部使うんじゃないの」
まったく進歩ないわねぇ、と言いつつルッスーリアが仲裁に入ると、二人ともムスッとした顔で机と睨み合いを始めてしまった。
「・・・なんだかんだ言って、お前ら仲悪いよな」
その様子を横で見ていた獄寺が、思わず苦笑を零した。
「なんだかんだ言わなくても悪ぃってんだよ」
「今更ってか」
「そうそう・・・馬が合わないんじゃなくて鮫があわないってことだ」
「うるせぇ。大体よぉ、さっきから何やってんだよてめぇ。仕事じゃねぇだろそれ」
「お前さんには関係のない話だな」
へらへらと言い返しつつ、手元の書類(のようなもの)に何かをカリカリと書き込むガンマ。
「・・・・へえ」
丁度そのとき偶然にも後ろを通ったスパナには、その中身がしっかりと見えていた。
「・・・・・意外と筆まめなんだな」
「ちょ、スパナお前見るなよ!」
慌てて書いていたものを隠すガンマ。しかし隣の野次馬連中が黙っていない。
「何だぁ、手紙書いてんのかよ」
「え、なになにラブレター?」
「違う!!!」
「おーい、うるせぇよあんたら」
「ちょっと待ってろぉ獄寺。中身見てやる!」
「いや、別に俺は興味ねぇぞ?」
「じゃ黙ってろぉ!」
「・・・むしろお前が黙れよカスザメ・・・」
「なっ!誰がカスザメだぁ!」
「静かにしろって言ってんだよ。叩き出すぞ」
「はーん。てめぇに言われたって何ともねーなぁ?」
「おいおいおい学年副主任に楯突くとは良い度胸じゃねーか」
「ハッ。望むところだぁ!」
「ねぇねぇ、誰に手紙書いてるの?アナタが手紙なんて珍しいじゃない」
日頃のストレスが祟ったか、ミイラ取りがミイラ状態で乱闘(?)を始めてしまった獄寺とスクアーロを尻目に、興味津々な様子でルッスーリアがガンマに聞く。ガンマは小さく溜息を吐くと、後ろの二人が聞いていないのならまあいいか、と思いつつ小声で言った。
「前に勤めてたとこで世話になった上司の娘さんが、もうすぐ誕生日なんだよ」
「まあ。じゃ、その子に?」
「ああ」
「結構良いところあるのねぇ」
「よく遊んだりもしてたからな」
「そうだったの。それじゃ、手紙と・・・何かプレゼントでもあげるのかしら」
「プレゼントはこれだな」
そう言ってガンマが見せたのは、チョコレートの箱。
「これの懸賞みたいな奴の賞品・・・・前から欲しいって言っててな」
「ああ、でもそれってなかなかマークが集まらないんでしょ?」
「欲しいけど出ないのだから仕方ない、とは本人も言ってたんだがやっぱり残念そうにしてたからな、何とかしようと思って」
「へえ。じゃあこの前の密談はそれのための点数合わせだったんだよな」
「そうそう・・・って、スパナお前見てたのかよ」
油断も隙もない、と呆れたように笑う。
「別に見ようと思って見てたわけじゃないさ。ウチもあの時・・・って言っても少し後だけど、あそこに行ったんだ。あんたとは丁度すれ違ったんだよ。幻騎士とは会ったけど」
だよな、と幻騎士の方を見ると、軽く頷いて一応肯定の意を示した。お前気付いてたなら言えよ、と言いたい気分だったが、なんとか我慢したガンマである。
「しかしまぁ、このマークってのが集めようと思うとなかなか集まらなくてよ・・・苦労したんだぜ、これでも。白髪葱に聞いたら購買はそんなにたくさん仕入れてないって言うから、量販店で箱買いした」
「・・・白髪葱って誰?」
「いるだろ、購買に」
「・・・・・・ああ、あの人」
あっさり納得したスパナ。
「それでも足りず俺にまで頼むくらいだったからな」
さっき反応が軽かった割にちゃっかり会話に入り込んできた幻騎士。
「そりゃ非常事態だったからだ。普段ならお前に頼み事なんてしないっての」
「あら、幻ちゃんも協力してたのね」
「数日間購買でチョコレートを買っていた」
「それ、自分で全部食べたのか?」
あんまり甘い物とかたくさん食べないんじゃないのか、とスパナ。
「全部は食べていない。外れた分は半分ほど人にやった」
「・・・と言うことは、私に寄越したアレもその残りの一つだったのか?」
さっきから会話が気になっていたもののタイミングが掴めず、やっとのことで入り込んできたグロが言った。
「グロがチョコ食べたのか・・・もの食べてるところ見たことないけど」
「私が飲まず食わずだとでも思ったのか。食事をしなければ生きていけんだろうが」
何を当然のことを、と軽く憤慨するグロ。しかし実際に食事をしているところを見たことがないのだから仕方がない。
「お前、買ったもんくらい自分で食えよ・・・俺は自分で食ったぞ」
「食生活に支障が出る」
「あーハイハイそうですか」
全く、と肩を竦めるガンマ。
「何か、結構色々と協力得てるな」
「2%の壁は厚い」
「それ、出る確率?」
「そうらしい」
「2%だろうが何だろうが、結局集まったんだからいいんだよ。細かいことはもう気にすんな」
二人の会話を遮るようにガンマが言った。自分が食べたチョコレートの量を忘れようとしていたのかもしれない。
「うふふ、ご苦労様。喜んでもらえると良いわねぇ」
にっこり笑って言うと、肩を軽くポンと叩いてルッスーリアは席に戻った。

「・・・・ところでスパナ」
「何?」
「後ろのやかましいアホ白髪二人は何やってんだ?さっきから」
「あー・・・掴み合い?」
「・・・・雲雀が来ると面倒だな・・・・とばっちり食らう前に逃げるか」
「ウチはいいや。怒られることは何もしてないから」
「してるじゃない。見逃した人間も同罪だよ。何を言ってるの?」

「・・・・遅かったか」

「とりあえず、全員正座してくれる?」






明日は本番。

迎撃用意。

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